カテゴリー別アーカイブ: <よこおえいこブログ>

桜スケッチ

2022福禄寿スケッチ

新宿御苑の福禄寿スケッチです。昨日、今日の陽気で、一気に咲きました。今日は8分咲きといったところでしたが、スケッチをするにはちょうどいい咲き具合でした。花をスケッチする時には開花したての花を選ぶと描きやすいのではないかと思います。

八重桜(関山)

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2021kanzan

2021kanzan (2)

春に新宿御苑で咲く関山のスケッチです。半八重咲のウコン桜と違って、花びらの枚数が多い関山は、描いているうちに花の中心がずれやすく、また風が強くなる季節に咲くため、風が吹くたびに手を休め、丁寧に観察しながらスケッチします。形がとりづらく、なんども鉛筆で形を追うため、いつもスケッチが真っ黒になってしまいます。

関山は、例年4月末まで楽しめる桜の花ですが、今年は4月8日ごろから散り始め、あっという間に春の桜シーズンが終わってしまいました。

ソメイヨシノのスケッチ

2021 sakura someiyosinoソメイヨシノのスケッチです。今年の新宿御苑は、桜の花の咲く時期に予約制だったため、近年の大混雑は無く、ソメイヨシノのスケッチがじっくりできました。ソメイヨシノのような一重の桜の花は、花の特徴をつかむのが意外に難しく、蕾から開花したての、花の骨格がよく見える枝を選んでスケッチします。
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ウコン桜のスケッチ

20210502_031812531_iOS今年は久しぶりに新宿御苑でスケッチができました。この20年ほど新宿御苑へ通って桜の花のスケッチをしてきましたが、桜の木も毎年次々と若い苗木へと世代交代し、この老木となったウコン桜の木も、来年は描けないのかなと思いつつ、今年はめいっぱいウコン桜をスケッチしました。新宿御苑で桜の花のスケッチを始めた頃には、たくさんのウコン桜があり、骨格のしっかりしたウコン桜を描くことで、大いに勉強をさせてもらいました。

桜・2020の制作(4)

桜・2020の制作を久しぶりに投稿しました。

制作途中に個展の準備が入って少し予定が遅れ気味ですが、引き続きの制作です。

IMG_1598下書きをボールペンで写す。黒箔の上なので念紙などは使わずそのまま写します。
IMG_1597ボールペンでなぞった跡。
IMG_1599光を当てながら形に沿って胡粉を塗っていく。ここまでの過程がひと段落と言ったところです。

桜・2020の展示は、来年3回ほどに分けて段階的に展示しようかなと考えております。

 

 

2018桜

白妙2

今年スケッチしたス白妙(桜の花)をもとに制作しました。20センチ×84センチの変形サイズです。爽やかなグリーンの地に、白い花束のような白妙を描きました。

3月末の個展に展示予定です。

 

桜・2020の制作(3)

桜・2020の大下図の進行状況です。あと2枚で上半分の下図が完成ですが、桜の花の量がまだまだ足りないので、描き足していくつもりです。

枝は新宿御苑にある桜の木を参考にしています。新宿御苑にある桜の木は、年数が経ったためか、意図的に作ったのか、八重桜もソメイヨシノも枝垂れた枝を持つものがあります。今回はソメイヨシノが枝垂れて咲いている姿を描くつもりです。

 

桜・2020の制作⑵

大下図を描きながら本画の下地作りを始めました。

20181015_040853522_iOS雲肌麻紙をパネルに水張りします。

20181015_041216057_iOS墨で下塗りします。

墨が乾いたら黒箔を貼っていきます。黒箔は銀を焼いたものです。20181015_222541485_iOS90×180センチの大きさパネルで、約120枚の黒箔が必要です。所々にある箔の張り残しは、大下図を写してから修復していきます。この状態の紙を16枚用意します。

 

桜・2020の制作

久しぶりの投稿です。

現在、縦3.6メートル、横7.2メートルの大きさで桜の絵を描いております。これから完成まで少しずつ投稿して行きたいと思います。今は大下図の4分の1を手掛けています。↑180 ×90センチの大きさので4枚分です。16枚描くと下図が完成します。

20180825_152612-1本画完成イメージはこんな感じです。

20180906_220928-1部分的にはこんな感じです。

20180828_020609身長180センチの人が立つとこんな感じです。

できれば、画面をU字型に曲げて、人を囲むように展示したいと考えています。

花の絵は風景画と違って、花そのものが大きな空間を持っていないのため、人を包み込む大きさに描くことで花の空間を演出したいと思っております。