シャクナゲ

●屋久島シャクナゲ  日本画制作のためのスケッチ12 Rhododendron-Sketch

昨日、浅間高原シャクナゲ園で屋久島シャクナゲをスケッチしてきました。浅間高原シャクナゲ園では、吾妻シャクナゲがたくさん咲きますが、今年はほぼ終わりかけでした。その代り屋久島シャクナゲが咲きかけで、つぼみの濃いピンクと花の白く美しいコントラストが見れました。屋久島シャクナゲの葉の裏側は、吾妻シャクナゲよりさらに毛羽立ったようになっていて、色は白く、裏側に向かって反り返ったような形をしています。

高原に咲く日本産のシャクナゲは、この上なく美しい花です。20150524_230851咲きかけの花は形がしっかりしていて、つぼみの時の形を想像しながら描けるので、バランスのいい形を見つけやすいです。

スケッチをする時のとらえ方の1つとして、モチーフ自体の輪郭線を見るだけでなく、モチーフがつくる空間の形(たとえば、葉と葉がつくる空間の形など)も意識しながらスケッチをすると、きれいな形や、立体感のある形が見つけやすくなります。

屋久島シャクナゲ

めくれた花びらは、頭の中で開いた状態を想像しながら描くと、大きさやバランスを崩さないように描けます。
屋久島シャクナゲ2つぼみの状態から、花が開くまでのスケッチをしておくと、花のつくりが良く理解できるので、できる限りつぼみからスケッチするようにしています。

 

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