桜・2020の制作(3)

桜・2020の大下図の進行状況です。あと2枚で上半分の下図が完成ですが、桜の花の量がまだまだ足りないので、描き足していくつもりです。

枝は新宿御苑にある桜の木を参考にしています。新宿御苑にある桜の木は、年数が経ったためか、意図的に作ったのか、八重桜もソメイヨシノも枝垂れた枝を持つものがあります。今回はソメイヨシノが枝垂れて咲いている姿を描くつもりです。

 

桜・2020の制作⑵

大下図を描きながら本画の下地作りを始めました。

20181015_040853522_iOS雲肌麻紙をパネルに水張りします。

20181015_041216057_iOS墨で下塗りします。

墨が乾いたら黒箔を貼っていきます。黒箔は銀を焼いたものです。20181015_222541485_iOS90×180センチの大きさパネルで、約120枚の黒箔が必要です。所々にある箔の張り残しは、大下図を写してから修復していきます。この状態の紙を16枚用意します。