毎年鏡開きの11日前後に、新宿御苑へスケッチの下見に出かけます。まずは大木戸門から入って、サービスセンター前の寒桜がどんな具合に咲いているかを確認します。
今年もここの桜は気が早く、もうすでに3~4分咲きです。この桜は人気者なのと、少し高い位置に枝があるので「今年も会いに来たよ!!」とご挨拶だけです。
次に向かうのは、新宿門近くの蝋梅です。「ああ、今年もこんなに咲いちゃってる!!」と、毎年同じように蝋梅を見て慌てます。しばらく蝋梅のいい香りを楽しみながら、明日からどの枝をスケッチしようかと考えます。
そして次に向かうのは、お茶室近くの寒桜。途中、大きなユリノキを見ながら・・・↓毎年スケッチをする寒桜にたどり着くと↓まだまだのんびりと咲き始めていてくれて、これから満開になるまでには少し余裕がありそうと、毎年ここでホッとします。この木は大木の寒桜なのと、まだこの季節にはほとんど咲いていないので、ちょっとだけ手馴らしのスケッチをします。15分ほどスケッチをして、気になる桜の木を眺めながら、去年桜に詳しい方に教えていただいた「市原虎の尾」という変わった名前の桜の木の枝を見に・・・このサボテンのような桜の木に、今年も美しい花が咲くのが楽しみです。↓去年の4月8日の写真です。お団子を積み重ねたような枝の先端に、白い八重桜の花束がのっているかのようです。この枝のお団子1つで1年成長した跡なんだそうです。
その後、気になる木々にあいさつをして今年こそ琵琶の花のスケッチ(12月くらい)を忘れないようにしなければ・・・などとと考えながら、今年のスケッチ初め?と下見の1日でした。