先日、山梨にリンゴの花を描きに行きました。
リンゴの花はハナカイドウのように、1か所に4~5個の花をつけますが、中心に咲く1個の花は他より先に咲き、少し大きめの花をつけます。その中心に咲く花だけを残してリンゴの実を実らせるのだそうです。
王林・林檎の花
王林の花は蕾が濃いピンク色ですが、咲き進むとだんだん白くなっていきます。花は少し丸っこい形で、花柄は大きな実をつけるだけあって、太くしっかりとしています。
フジ・林檎の花
フジ林檎の花はうっすらとピンク色がかった蕾をつけ、花は真っ白です。林檎の種類によって、花の特徴も少しずつ違うようです。
山梨の路地物の桃の花はすでに終わりを迎え、リンゴの花も散り始め、藤の花が満開になり、あっという間に初夏に咲く花々の季節となりました。
新宿御苑の八重桜を華やかに彩る、濃いめのピンク色をした関山という名の桜が咲き始めました。




関山が咲き始めると、新宿御苑での桜スケッチも、あともう少しで終了です。ソメイヨシノが散って八重桜が咲き始めると、不思議と雨や風の日が多くなり、今日も小雨が降っている中、傘を差しながらのスケッチでした。今日のような雨の日は、スケッチブックが湿ってしまうので、HBのえんぴつやシャーペンでは画用紙に線が描けないので、4Bや5Bの柔らかいえんぴつを使うとスムーズに描けます。でも、消しゴムが使えないので少し不自由です。
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
雄しべが花弁化して完全な花びらになっていないものを、旗弁と呼ぶのだそうですが、この関山の雄しべも小さな花びらのようになっていました。
一葉の場合は、雌しべが葉化して葉っぱのようになります。
八重桜の中に、福禄寿という花びらがきれいなウエーブを描く薄いピンク色の桜の花があります。この桜もいつも大変な人気で、描けるタイミングがなかなかありません。今年は運よくスケッチができました。




🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
福禄寿の木です。5分咲きといったところでしょうか。満開になると、大きな白いキノコのようです。
ピンク色の花束のような花です。咲き進むと白っぽくなっていきます。
新宿御苑に咲く八重桜の中で数多く見かける「一葉」という名の八重桜があります。名前の由来は、めしべが葉化(葉に変化すること)していて、花の中心に細い葉っぱのようなめしべが1本見られるところから「一葉」という名がついたのだそうです。長谷川等伯 親子の「桜楓図」に描かれているような、きれいな円形の少しピンクがかった白い桜の花です。

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
一葉
新宿御苑のソメイヨシノが桜吹雪になって舞う中、ひときわ白く豊かな花を持つ、白妙という八重桜が咲きます。通りかかる人がもれなく「かわいい~!!」と歓声をあげています。今年はソメイヨシノが思ったより長持ちしたせいか、いつも人気がありすぎてスケッチができないでいる白妙が描けました。



豊かなウエーブを持つ白妙の花びらの動きがつかみにくくて、花の中心がずれやすく、描くたびに苦心しています。
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
新宿御苑では、チョウシュウヒザクラ、ヤエベニシダレ、大島桜、朱雀などの桜の花と、ハナカイドウ、ヤマブキ、ボケ、椿、などなど、今を盛りと美しい花々が咲いています。
大島桜
ヤエベニシダレ
ヤマブキ
朱雀
チョウシュウヒザクラ
ボケ
ハナカイドウ
白妙
太白
新宿御苑の一重の桜は、ほぼ満開になり、公園中が華やかになりました。ソメイヨシノも一部蕾が残っているくらいで、花の中心が赤くなり始めました。花がしっかりした状態でソメイヨシノのスケッチができるのも、あと2,3日くらいといった感じです。
ソメイヨシノのスケッチ
新宿御苑の桜の木には、長い年月のうちにホルモン異常で枝垂れている桜がたくさんあります。枝垂れ桜は、この性質を使って枝垂れ桜として育てる品種のようです。
ソメイヨシノ
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
ソメイヨシノが満開の頃に「アメリカ」という名の桜が咲きます。ソメイヨシノより、ほんのりピンクに色づいた華やかな桜です。ソメイヨシノをアメリカで品種改良したものだそうです。
アメリカ桜
ソメイヨシノのお母さん、江戸彼岸桜も満開です。
江戸彼岸桜
日本画家 横尾英子のページ・Japanese painter ・Eiko Yokoo ・Japanese‐style paintings